妙寂寺概要
妙寂寺概要
妙寂寺の開基は「妙寂院殿釋圓照大姉」と伝えられ、口伝では寛永6(1629)年8月創建とされていますが正確な開基年は分かっていません。
開基とされる妙寂院は、倉吉荒尾家三代の荒尾秀就の実母です。倉吉荒尾家初代荒尾嵩就の正室ではなかったため承応3(1654)年に亡くなった後、荒尾家の菩提寺である景福寺(鳥取市)に葬られること無く、妙寂寺に位牌が納められたものと考えられています。
享保11(1726)年8月8日、荒尾秀就が実母である妙寂院の菩提を弔うために、ご本尊阿弥陀如来像を寄進されました。更に妙寂寺は「古号を正福寺といい長瀬村正福寺の末」と言われており、この時にに正福寺から妙寂寺へと寺号を変更し、現在に至ります。
又、第十二世である八雲龍震は、間引きの悪習を改めさせようと奔走していた藤岡吉平の遺志を継ぎ、坊守の八雲数枝と共にに妙寂寺境内に明治39(1906)年に「因伯仏教孤児院」を創立しました。
「因伯仏教孤児院(現:因伯子供学園)」や八雲数枝については因伯子供学園ページをご覧下さい。
名称 | 遊園山 妙寂寺(ゆうえんざん みょうじゃくじ) |
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法人名 | 宗教法人妙寂寺 |
代表役員 | (第18世住職)兜坂 彰英 |
責任役員 | (門徒総代長)西村 昭重 |
所在地 | 〒682-0861 倉吉市新町3丁目2283 |
宗派 | 浄土真宗 本願寺派 |
開基 | 寛永6年(1629年)8月 |
歴代住職
開基 | 妙寂院釋圓照大姉 |
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第二世 | 自寛院釋教春 |
第三世 | 仙月院釋光圓智洞 |
第四世 | 釋存念法師 |
第五世 | 釋龍吟法師 |
第六世 | 蓮林院釋諦應法師 |
第七世 | 釋諦乗法師 |
第八世 | 寂照院釋諦乗法師 |
第九世 | 中興寿月院釋俊洞法師 |
第十世 | 恵照院釋嶺旭和上 |
第十一世 | 行信院釋攝龍法師 |
第十二世 | 淨徳院釋龍震法師 |
第十三世 | 無碍院釋圓成法師 |
第十四世 | 徳法院釋龍潤法師 |
第十五世 | 釋大潤 |
第十六世 | 浄念院釋幸成法師 |
第十七世 | 釋彰範 |
第十八世 | 釋彰英 |