1. HOME
  2. 妙寂寺日記
  3. 版画家 長谷川富三郎先生墓碑

版画家 長谷川富三郎先生墓碑

 先日 版画家である長谷川富三郎先生の墓碑等が完成し、ご納骨の上お勤めさせていただきました。

 長谷川先生は妙寂寺のご門徒でございました。浄土真宗の教えを日常に体現した妙好人の一人とされた「妙好人因幡の源左 語録板画集」を著すなど、浄土真宗にもご縁の深い先生です。

 長谷川富三郎先生のお子様方はお亡くなりになられたり、関東へ住を移していらっしゃいます。妙寂寺境内に長谷川家墓碑がありましたが、「遠方で十分にお墓の管理ができないこと」「近くに墓碑を建てたい」とのことから、2022(令和4)年12月に墓じまいをなさいました。

 今後は先生の顕彰を妙寂寺が引き続き行っていきたいとの旨を長谷川様にお伝えしたところご快諾を頂きました。墓じまいの際にその墓碑と先生のご遺骨をお預かりし、墓碑は手を加え、参道沿いに改めて建立し先生のご遺骨を納骨させていただきました。

 妙寂寺では、今後このお墓を大切にお護りすると共に、妙寂寺に収蔵の先生の作品展示などを含めて後世にお伝えしていこうと思っています。

 

版画家 長谷川富三郎

関連記事