ふすま絵
妙寂寺の現在のご本堂は大正8年(1919年)に建立され、今年建立100年を迎えます。内陣と外陣を仕切るふすまは現在金張りのふすまになっていますが、当初は絵が描かれたふすまが立ててありました。古いふすまは奥にしまってありましたが、絵が見事でしたので現在は余間に飾ってあります。
大田市役所の方や多くの方のご協力を得ていろいろなことが分かりました。このふすま絵は島根県大田市ご出身の西晴雲(1881-1963)さんの作品で、大正5年に描かれたようです。大田市役所の方からは「大田から遠く離れた倉吉で、これほどまで大きな作品が残されていることに、皆さん感心しておられました。」「ぜひ大切にしていただきたいと思います。」とのお言葉を頂戴しました。
ということで、修復の見積もりをしてみましたが、およそ200万円。。。すぐにはできませんが、いつか修復し大事にしていきたいと思います。