玄関でのお出迎えの香り
この度は皆様がおいで下さった際に玄関でお出迎えするお香を選ぼうと思い立ちました。
以前はご本堂やお仏壇で使うお線香のちょっと良い物を焚いておりましたが、やはりなじみがなく俗に言う「お線香臭い」と思われていたかもしれません。私はいい香りだなぁと思うのですが、人それぞれの感覚は違います。
ということで、一般的ないい香りを求めることに。妙寂寺のお香類はすべて薫玉堂さんのものを使わせて頂いておりますので、薫玉堂さんのお部屋焚きスティックシリーズから選ぶことにしました。
17種類あるようですが、ありがたいことにお試し版が売られていました。「試香 藍」と「試香 朱」を入手し、一つ一つ家族と感想を話しながら吟味を重ねていきました。
最初は1つに絞る予定だったのですが、どれも素晴らしく、悩んだあげく季節ごとに使えるように4種に絞りました。
おいで頂く皆様に気に入って貰えたら嬉しいです。
春は「線香 美山のレンゲ」
緑豊かな森林に囲まれ清冽な川が流れる里、美山。野原一面を綾なす可憐なレンゲと霞の空のような楚々とした甘酸っぱい香りです。薫玉堂さん商品紹介ページより
夏は「線香 三室戸の蓮」
静かな夏の朝、風に誘われ音をたてるように咲く優美な蓮の花。天に向け開いた掌に抱かれるような、穏やかで清廉な香りです。薫玉堂さん商品紹介ページより
秋は「線香 大原のコスモス」
大原の和らいだ太陽の光を存分に浴びて、風に揺れるコスモス。澄んだ秋空の下、野原いっぱいに淡く甘い香りが広がります。薫玉堂さん商品紹介ページより
冬は「線香 祇園の舞妓」
趣のある格子戸と石畳が続く祇園界隈。初々しくも華やかな舞妓さんの立ち舞う袖に乗って、おしろいの甘い香りが漂います。薫玉堂さん商品紹介ページより