住職の衣体
衣体(えたい)とは
僧侶が法要や儀式などに用いる袈裟・衣・切袴を総称して「衣体」といい、その着け方は「被着法」に定められています。又、その中に「法衣の衣替えは、夏衣を6月1日から、冬衣を10月1日から用いる。」と定められており、冬用と夏用があります。
衣体の一つ目である、袈裟には、いくつか種類があり、住職がお付けするのは主に七条袈裟、五条袈裟、輪袈裟の3つです。七条袈裟は礼装、即ちご葬儀や大きな法要の際に、五条袈裟は正装、即ちご法事や法要にお付けします。七条袈裟、五条袈裟は色衣や黒衣と共にお付けします。輪袈裟は黒衣と共にお付けすることもありますが、主に布袍の時にお付けし、お宅へ向かう際など普段用います。
衣体を着用のときは、白衣(白服)・白襦袢・白帯(白衣用の白い帯)・白足袋を用います。ただし、布袍・輪袈裟の場合は、俗服または洋服の上に着用してもよいことになっています。
袴については、礼装の場合、切袴を着用します。正装の場合も本来切袴を着用しますが、妙寂寺では昨今の住宅事情もあり、ご自宅でのご法事の場合は切袴の代わりに俗袴を着用しています。お寺でのご法事の場合は略正装第一種(切袴なし)を依用しています。便宜上以降はこれを正装と表記します。
普段着用させて頂いているもの以外にも、ご門徒様に寄進された衣体があります。随時永代経懇志のページでご紹介させて頂きます。
法要時着用衣体
永代経法要

記念五条袈裟:清水豊明様
令和3年4月。清水豊明様のご懇志により、親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要記念五条袈裟(第377号)が備えられています。永代経法要・降誕会法座の際に住職が着用させて頂いております。

冬用色衣:岸下英夫様・淳子様
令和4年4月。岸下英夫様・淳子様のご懇志により、色衣(正絹・冬用)が備えられています。永代経法要・宗祖降誕会の際に住職が着用させて頂いております。
報恩講法要

記念五条袈裟:西谷亨様
平成20年。西谷亨様のご懇志により、親鸞聖人七百五十回大遠忌法要記念五条袈裟(第609号)が備えられています。報恩講法要の際に住職が着用させて頂いております。

冬用色衣:岸下英夫様
令和3年7月。岸下英夫様のご懇志により、色衣(正絹・冬用)が備えられています。報恩講法要の際に住職が着用させて頂いております。
平常時着用衣体
冬用
礼装(ご葬儀や大きな法要等)

七条袈裟:森下庄太郎様
ご本人昭和61年ご往生。森下庄太郎様のご懇志により、七条袈裟が備えられています。

七条袈裟:柳川春之助様
昭和54年。柳川春之助様のご懇志により、七条袈裟が備えられています。
正装(ご法事等)

五条袈裟:山本亀義様
昭和60年。山本亀義様のご懇志により、五条袈裟が備えられています。
夏用
礼装(ご葬儀や大きな法要等)

夏用七条袈裟:井中トキ様
ご本人平成16年ご往生。井中トキ様のご懇志により、夏用七条袈裟が備えられています。
正装(ご法事等)
通夜

五条袈裟(黒)
通夜用に設えた五条袈裟。2019年に本堂建立100年を記念して。