境内墓地

2007年04月18日(水) 住職(第18世住職)

うちには境内に墓地がありまして、最近規約をちゃんとしたものに改定しようかと思い、色々調べてみると、墓地、埋葬等に関する法律ってのがありまして、結構細かく規定されているんですね。

それはともかくとして、例えばお寺の境内や飛び地境内地に墓地がある場合、宗教が変わったら、墓地をそのまま利用できるのかという疑問を持ちません?

答えはまちまちですが、うちの場合規則の中に「ご門徒に限る」と規定されていますので、ご門徒である限り使用は継続できます。ただ、境内内での他宗の宗教行為をすることや他宗の墓石等を建築することはできません。うちの宗教行為の妨害とみなされ、違反行為となり使用許可が取り消されます。

要するにうちの境内墓地はご門徒様の為の一種の提供サービスであり、ご門徒様以外の方のお墓があると不平等となり得るからです。会員制みたいなもんですね。

全国にたくさんある墓地の中で、墓地は大きく2種類に分けられ「営利を目的としないもの」「営利目的にするもの」に分けられるかと思います。うちは前者なんですが、後者の場合は宗派を問わない所も多いです。宗教法人が経営してても後者の場合がありますので、もし、宗教を変える場合にはよくお調べになってトラブルにならないようにされた方が無難です。また、新しくお求めになる場合は、よくお調べになるほうがよいかと思います。

あと、よく分譲と申しますがほとんどの墓地では土地の所有権は移転しません。寺院墓地の場合は使用権が与えられるだけですし、その他は賃貸契約のような形をとっている場合が多いです。

墓地は軽々と移転(改葬)できるものではないので、よくお考えになり一番良い方法を熟考されることをお勧めします。

詳しくは法律の専門家におたずねください。